医師免許を取得後、診療に従事するにあたって法に基づく臨床研修が必修化されました。
「臨床研修の基本理念」
医師については、単に専門分野の負傷又は疾病を治療するのみでなく、患者の健康と負傷又は疾病を全人的に診ることが期待され、医師と患者及びその家族との間での十分なコミュニケーションの下に総合的な診療を行うことが求められていること。また、医療の社会的重要性及び公共性を考えると、臨床研修は、医師個人の技術の向上を超えて、社会にとって必要性の高いものであること。このため、臨床研修については、医師が、医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)を身に付けることのできるものでなければならないこと。
卒後臨床研修評価機構は臨床研修病院の評価・認定を行っています。
臨床研修を行う病院は制度に基づき病院一丸となってよい医師の養成に尽力しています。
臨床研修期間に修了すべき内容、制度や仕組みの理解を深めていただけると幸いです。
当機構は、各病院の体制面や実践内容を評価し、フィードバックすることで、研修の質はさらに高められるものと信じ、臨床研修病院を支援する活動を行います。
・評価の内容 書面調査の内容 訪問調査の内容